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耐震診断と改修memo

先週、新宿区耐震診断の研修に行ってきました。

2012_12_14s.jpg

2012年から改訂された財)建築防災協会「木造住宅の耐震診断と補強方法」の変更点と注意点のセミナーです。


大きな変更点は

・一般診断法は不明壁を含んだ補強設計は不可

・現況において、ひび割れのある無筋コンクリート基礎の仕様の低減

・ラスボードなどの下地はくぎの劣化度、プリント合板はその厚さなども調べる。

など、現況調査においてより詳細な調査を求められる仕様に変更されています。



このような現況調査を行い構造評点を算出。

耐震診断を依頼する人の多くは、自宅の耐震性のなさを理解しているので

結果はそれなりの評価になります。

ほとんどの評点は、0.5以下。

上部構造評点0.7未満は、倒壊する可能性が高い。


これらをもとに耐震改修方法の構造補強案をつくります。

上部構造評点1.0~1.5は一応倒壊しない。1.5以上は倒壊しない。

ここで問題になるのは

現況の評点0.5以下を1.0以上にするには大掛かりな補強方法が必要になり

もともとある建物の構造バランス、補強位置、軽量化なども考慮し、構造補強案をつくります。


新宿区の場合、上部構造評点によって補助金額が異なるため、上部構造評点1.0以上の補強案を考え

2階建て住宅の場合は、1階だけではなく2階部分・屋根の軽量化と補強工事にかかるコストは

増します。


上部構造評点1.0以上にするには、リフォーム+耐震補強工事を兼ねたリノベーション工事でないと

費用対効果はありません。


このように仕様の規定が細かくなればなるほど、コストアップの要因のひとつになり

耐震改修に対して二の足を踏むことになります。


セミナーを聞きながら、今後、耐震診断をした後はおそらく3つの選択肢になると思われます。

1.リフォームをする。そのとき、構造補強も兼ねる。上部構造評点1.0以上という補強方法。

2.そこまで費用を出すなら、建て替えて耐震住宅をつくる。

3.なにもしない。


いずれにしても木造や構造に熟知した専門家に相談するのが賢い耐震診断その後の進み方となるでしょう。



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