暮らしの変化

毎日の仕事に少し変化をつけてみました。

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ランチにご飯を炊いてお味噌汁を作っただけで、贅沢な気分になれます。




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建築家と建てる東京の狭小住宅


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耐震診断と改修memo

先週、新宿区耐震診断の研修に行ってきました。

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2012年から改訂された財)建築防災協会「木造住宅の耐震診断と補強方法」の変更点と注意点のセミナーです。


大きな変更点は

・一般診断法は不明壁を含んだ補強設計は不可

・現況において、ひび割れのある無筋コンクリート基礎の仕様の低減

・ラスボードなどの下地はくぎの劣化度、プリント合板はその厚さなども調べる。

など、現況調査においてより詳細な調査を求められる仕様に変更されています。



このような現況調査を行い構造評点を算出。

耐震診断を依頼する人の多くは、自宅の耐震性のなさを理解しているので

結果はそれなりの評価になります。

ほとんどの評点は、0.5以下。

上部構造評点0.7未満は、倒壊する可能性が高い。


これらをもとに耐震改修方法の構造補強案をつくります。

上部構造評点1.0~1.5は一応倒壊しない。1.5以上は倒壊しない。

ここで問題になるのは

現況の評点0.5以下を1.0以上にするには大掛かりな補強方法が必要になり

もともとある建物の構造バランス、補強位置、軽量化なども考慮し、構造補強案をつくります。


新宿区の場合、上部構造評点によって補助金額が異なるため、上部構造評点1.0以上の補強案を考え

2階建て住宅の場合は、1階だけではなく2階部分・屋根の軽量化と補強工事にかかるコストは

増します。


上部構造評点1.0以上にするには、リフォーム+耐震補強工事を兼ねたリノベーション工事でないと

費用対効果はありません。


このように仕様の規定が細かくなればなるほど、コストアップの要因のひとつになり

耐震改修に対して二の足を踏むことになります。


セミナーを聞きながら、今後、耐震診断をした後はおそらく3つの選択肢になると思われます。

1.リフォームをする。そのとき、構造補強も兼ねる。上部構造評点1.0以上という補強方法。

2.そこまで費用を出すなら、建て替えて耐震住宅をつくる。

3.なにもしない。


いずれにしても木造や構造に熟知した専門家に相談するのが賢い耐震診断その後の進み方となるでしょう。



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木造の耐火建築物memo

「木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会」に行ってきました。

木造軸組工法による1時間耐火建造物の設計を行うには、この講習会を受ける必要があります。

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木造軸組工法による1時間耐火建造物が可能になると

1.防火地域の100m2を超え、または階数が3以上の建築物(法第61条)
2.準防火地域の1,500m2超え、または地階を除く階数が4以上の建築物(法第62条)
3.建築基準法以外の法規により耐火建築物の規制がかかる老人施設や保育園等
4.高さが13m又は軒高さが9mを超える地階を除く階数が4以上の建築物(法第21条)
5.3階建て以上の特殊建築物(法第27条)

今までは防火地域に住宅を新築する場合、木造2階建て100㎡未満であれば

準耐火45分での条件化でつくることが可能でしたが、防火地域内に100㎡を越え、

木造3階建ての住宅をつくることが可能になります。

1時間耐火建造物にするには、特段むずかしいわけではなく、構造体である木造を

石膏ボードで大臣認定された方法で被覆することが条件です。

現状では、燃えしろ設計による規定はないようです。

耐火建築物にすることで火気使用室の内装制限の規制は、受けなくなります。

誰もが使える工法かと思いきや最後の15分に説明があり

運用に当たっては、大臣認定を取得した日本木造住宅産業協会の会員になる必要があります。

わたしのような設計者で非会員の場合、物件ごとに認定書の使用料を払う必要があるようです。


現段階では、大臣認定書がオープンに使えるわけではないので、計画段階では木造・鉄骨造・RC造など

検討材料のひとつに木造耐火建築物が加わったと言ったところでしょうか。

木造軸組工法による耐火建造物ができたことは、進歩だと思います。



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トンネル事故に思う技術と安全

中央道トンネル崩落起きた事故。

重量のあるコンクリートの板が上から落ちてくるなんて誰が想像できただろうか。

ニュースでその詳細がわかってきた。



2日午前8時ごろ、山梨県の大月市と甲州市にまたがる中央自動車道上り線笹子トンネルで
崩落事故が発生した(朝日新聞)。複数の車が巻き込まれ、火災なども発生。
死傷者も確認されている(読売新聞)。

崩落したのはトンネル内の天井板で、1.2×5メートル、厚さは8もしくは9センチメートルと
いうサイズ。一枚の重さは1トン以上という。天井板の上側は換気用の空間となっており、
天井板は長さ約5.3mの吊り棒でつり下げられているが、この棒がなんらかの原因で落下して
崩落につながったようだ。

笹子トンネルは完成から30年以上が経過しているが、日経新聞によると、この事故は
「異例の事故」だそうだ。9月の詳細点検および11月末の点検では天井板の確認も行われていたが、
異常は確認されていなかったという。ただ、詳細点検時にトンネル最頂部の打音点検は行われて
いなかったという。

この事故により、中央自動車道は大月ジャンクションと勝沼インターチェンジ間などが
上下線とも通行止めとなり、復旧時期は未定。物流への影響も懸念されている(MSN産経ニュース)



1トンもの重さのコンクリート版を吊り金物だけで支持すること自体無理がなかったのだろうか。

走行する車両による振動、地震による変位など考えれば、ずれ落ちることも想像するのが

技術者ではないだろうか。


今回の事故、専門家などは「異例の事故」と言っている。

似たような言葉で「想定外の事故」という言い方がある。


ものをつくる立場として、さまざなま角度から快適性と安全性を考慮し

提案するのがプロの仕事と再確認した。


亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げると共に、ご遺族のみなさまにお悔やみを申し上げます。

また、怪我をされた方々の早期のご快癒をお祈り申し上げます。



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